診察内容

外科 内科 消化器科 肛門科 リハビリテーション科を中心に診療しています。

▼私達の考え方▼遠藤クリニックにおける診察・検査▼病院との連携医療について

私達の考え方

“かかりつけ医”という性質上、
癌等の悪性疾患から整形外科領域、
小児科領域に皮膚科領域…
その他、に至るまで多岐に渡りますが、

私の考え方を一言で言えば、

「なんでも診るけれども、なんでも診ない」

の一言に尽きると考えています。

つまり、疾患・外傷・予防医療など、
あらゆる相談には応じさせていただくのですが、
どんな場合にも、私たちのクリニックで全ての診療を行うのではなく、
必要に応じて、時機を逸する事無く、専門医への橋渡しをすることが、
患者の皆さまの利益のために、重要であると考えています。

▼病院との連携医療について

遠藤クリニックにおける診察・検査

正しい診断のためには、正確な病状の把握が大切です。

まずは問診により、
病状・経過を目と目を合わせて、丁寧に聴くこと。

そして基本的な、視診・聴診・触診が実はとても大切だと考えています。

その上で、必要に応じ、
以下の診察・検査を行なっております。

ハイビジョン画質対応経鼻内視鏡(胃カメラ)

当院では経鼻内視鏡(従来の様に口からではなく鼻から挿入)を採用しており、今までに比べて、検査時の苦痛が大幅に軽減されています。

内視鏡(カメラ)により食道・胃・十二指腸・の内部の状態をチェックします。

また必要に応じて病理組織検査、ヘリコバクター・ピロリ感染検査をいたします。

デジタル内視鏡は胃透視(バリウムの検査)より格段に精度が高く、病変があれば良性か悪性かを調べることが可能であり、また潰瘍の原因のピロリ菌の有無をチェックすることが可能です。
早期癌の診断には欠かせない検査です。

当院ではオリンパス社より2018年1月に発売された、世界初の“ハイビジョン画質対応な経鼻内視鏡”を導入しております。
これにより、今まで以上に、微細な血管や粘膜構造、わずかな色彩の変化を観察できるようになりました。
このため、極めて微小な病変、早期癌を見逃さない、精度の高い診断が可能となりました。

オリンパス社製EVIS LUCERA

超音波検査(エコー)

腹部の超音波(エコー)検査では肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓を調べることができ、
肝臓癌、膵臓癌、胆石などがわかります。
また、この検査はお腹にゼリーをつけて調べるもので、
苦痛が全くありません。
超音波検査
エコー検査は腹部以外に

  • 乳腺エコー(乳癌検診)
  • 甲状腺エコー(甲状腺疾患、甲状腺癌診断)
  • 頸動脈エコー
    (脳梗塞の予防の為、動脈硬化・狭窄等を診断します)

等も行えます。

デジタルX線検査(CRシステム)

胸腹部の撮影検査に加え、頭部・上肢・下肢の骨折診断等も行います。
従来のフィルムX線に比べて精度が高く、拡大並びに、前回検査との比較等も容易にできます。

レントゲン室

デジタルX線検査(CRシステム)

心電図

心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記録することで、心疾患の診断と治療に役立てるものです。
心電図

ホルター心電図

ホルター心電図は、右の写真の様な、超小型の心電図装置を、身に付け帰宅して頂きます。
それによって、日常生活中の24時間の心電図を記録、解析する検査です。

不整脈と冠動脈が痙攣する冠攣縮性狭心症は、
労作と無関係に夜や早朝に多く見られます。

このため、短時間の心電図検査や負荷心電図検査では診断がつきません。よって、実生活の中で心電図を記録し続けるこの検査が欠かせません。

血液一般検査

血液中の赤血球数やヘモグロビン、血糖等を調べ、貧血や糖尿病、高脂血症の有無や程度を診ます。

  • 肝臓検査
    血液中の酵素や蛋白の成分を調べて肝臓の状態を診ます。
    また、B型肝炎、C型肝炎ウィルスの診断も致します。
  • 膵臓検査
    血液中の酵素などの成分を調べて膵臓の状態を診ます。
  • その他の血液検査
    炎症や痛風などを調べます。

肛門診察

悩みを持ちながら受診をためらっている方も少なくないと思います。
診察時は、院長・看護師とも最大の配慮を払っております。
最初の診察後は出血・痛みなどの経過を聞かせていただくことが、主となりますので、
先延ばしすることのない早めの受診をお勧めいたします。

禁煙外来

タバコは、自分の健康を害するだけでなく、周りの方への健康被害も深刻です。

わかっているけどタバコをやめられない…
それは「ニコチン依存症」という病気だからかもしれません。

ニコチン依存症に対しては禁煙のためのお薬を使うなどの適切な治療が有効です。
指定医療機関では、禁煙補助薬処方に健康保険が適応されます。

禁煙したいと思われている方、
話だけでも聞いてみたい方、
まずはお気軽にご相談ください。

タバコ

骨粗鬆症検査(骨密度測定)

当院では、X線を使わず、超音波で踵の骨を測定するシステムを採用しております。
骨密度測定

便潜血

専用の容器に便を採取していただきます。
40歳以上の人は1年に1回は検査されることをお勧めいたします。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査・治療開始致しました。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査・治療開始致しました。

(1) 睡眠中ないびき、無呼吸を指摘された事がある。
(2) 疲れが取れない。
(3) 日中の眠気。
(4)最近になり高血圧を指摘された、又は悪化した。

等でお困りの方で、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を心配されてる方は、お気軽にご相談下さい。

SASとは、『無呼吸⇔苦しくなって呼吸』を繰り返すため、睡眠中に、謂わば“無自覚に、溺れかけている様な状態”が続きます。そのため、慢性的に脳が低酸素状態となり、自覚症状のないまま眠りが浅くなります。

 その結果、日中の眠気により、車の運転等で重大事故を引き起こしかねないばかりでなく、睡眠中の酸素不足により、脳や身体に負担を与えます。
 それは、糖尿病、高血圧、心疾患等の生活習慣病にも繋がってきますので、適切な診断と治療が必要です。

 SASかどうかの診断のための検査は、ご自宅で、普段と同じように寝ている間に受けて頂く事ができます。自宅で、ご自身で取り扱い可能なセンサーを、手の指や鼻の下に付けて寝て頂くだけなので、仕事や日常生活にも差支える事はありません。

 良い睡眠と健康的な生活を手に入れるために、まずは検査を受けて頂く事をお勧め致します。

詳しくは
NPO法人ヘルスケアネットワーク(OCHIS)による
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査と対策」
公式サイト

を御覧ください。

病院との連携医療について

遠藤クリニックでは、患者様の状態に応じて最も適切な治療を行えるように常に「大阪市立総合医療センター」「北野病院」などと連携をはかっております。

更に消化器外科医として、3週間に1度行なわれる総合医療センターの消化管カンファレンスには、開院以来毎回出席し、最新治療の勉強や患者情報の交換を行っております。
また厚生労働省より、臨床研修協力施設に指定されており北野病院より研修医を受け入れ、研修医の指導にあたっております。

大阪市立総合医療センター
大阪市立総合医療センター
(大阪市都島区)
北野病院(大阪市北区)
北野病院
(大阪市北区)

がん診療連携について

遠藤クリニックでは以下の大阪市内のがん診療拠点病院との病診連携を図りながら、診療が可能です。

特に『大阪北部がん拠点病院』である

  1. 大阪市立総合医療センター
  2. 北野病院
  3. 大阪国際がんセンター(旧 府立成人病センター)
  4. 国立大阪医療センター
  5. 済生会中津病院
  6. 淀川キリスト教病院
  7. 住友病院

(特に1、2の病院)
の担当医師とは常に意見交換や勉強会を通じて密に連絡を取っております。

『病診連携』とは、患者様が、手術等の高度専門医療を行う医師と、日常の相談相手になるかかりつけ医の、2人のがん専門主治医を持ち、なおかつ、それらの医師が、互いに連絡を取り合って患者情報を共有し、患者様の為に協力をするシステムの事です。

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